臨床薬理の進歩 No.42
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)Lm/gn( notiartnecnoc amsapZPDl *1/*1; 2名, *1/*2; 1名, *1/*10; 1名, *2/*10; 3名*1/*5; 1名, *2/*4; 1名, *2/*5; 1, *10/*10; 1名*5/*10; 2名742表5 DPZ服用患者のCYP2D6遺伝子型CYP2D6代謝活性EMIMPMEM; Extensive Metabolizer, IM; Intermediate Metabolizer, PM; Poor Metabolizer.人数(n=13)遺伝子多型120 100 (0.0-71.0) 80 60 40 20 0 図1 DPZ服用患者のDPZ血中濃度とCYP2D6代謝活性EM; Extensive metabolizer, IM; Intermediate metabolizer, PM; Poor metabolizerデータは中央値(最小値-最大値)で示している。良好な直線性が得られた。また、日内・日間変動はいずれの場合においても10%以内であった。次に、試料調製時に血漿を加え混合し、同様にDPZ濃度の測定を行った。その結果、表3に示すように、血漿試料においても相関係数0.99以上の良好な直線性が得られ、日内・日間変動のいずれにおいても10%以内の再現性が得られた。また、表3下部に血漿中DPZ濃度の実際の測定結果を示した。検出下限は0.5 ng/mLであった。血漿中DPZ濃度 患者血液試料を用いて、血漿中DPZ濃度を測定した。表1に示すように、34名中14名がDLB、20名がADと診断を受けた患者であった。34名中、採血段階でDPZを処方されている患者は13名であった。DPZ継続服用患者13名中12名がDPZを1日1回、1回5 mg服用しており、1名が1日1回、1回3 mgを服用していた。DPZ服用中の患者における血漿中DPZ濃度をHPLC-MS/MSを用いて測定した。血漿中DPZ濃度の測定結果を表4に示す。血漿中DPZ濃度は中央値51.3 (25.0, 72.6)ng/mLであり、DPZを1日1回、1回3 mg服用患者(No.8)の血漿中DPZ濃度は検出限界以下であった。CYP2D6遺伝子型 DPZ継続服用患者13名のCYP2D6の遺伝子多型を調査した。その結果、Extensive Metabolizer(EM; CYP2D6*1/*1, *1/*2, *1/*10, *2/*10)が7名、Intermediate Metabolizer(IM; CYP2D6*1/*5, *2/*4, *2/*5, *10/*10)が4名、Poor Metabolizer(PM; CYP2D6*5/*10)が2名であった(表5)。血漿中DPZ濃度とCYP2D6代謝活性の相関性 血漿中DPZ濃度とCYP2D6代謝活性の関連性を図1に示す。DPZの血漿中濃度とCYP2D6代謝活性との間に相関性がある傾向が認められた。しかし、現在のところ、有意差は認められていない。血漿中α-Syn濃度 ウエスタンブロット法によるエクソソームマーカーCD81の検出により、エクソソームの抽出を確認した(図2)。エクソソーム抽出液では、上清およびエクソソーム抽出残渣液と比較してCD81の発現が強く認められた。次に非認知症高齢者、DLB患者およびAD患者の上清中および血漿エクソソーム中α-Syn濃度を測定した(表6)。その結果、上清中および血漿エクソソームのいずれにおいても、非認知症高齢者と比較してDLB患者およびAD患者においてα-Syn濃度が高値である傾向にあり、DLB患者においてはより顕著であった。しかし、現在のところ、有意差は認められていない。11311388.5 61.3 (70.8-96.2) (40.4-88.7) 43.4 EM (n=7) IM (n=4) PM (n=2)

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