)ufp( sdleiY suriV1.00E+061.00E+051.00E+041.00E+031.00E+021.00E+011.00E+00T-01T-B7-1T-mIL12T-01T-B7-1T-mIL12T-01T-B7-1T-mIL12VeroHuH-7Hepa1-6考 察併用による抗腫瘍効果を検討した。HuH-7およびPLC/PRF/5に対してT-01(MOI: 0.01)+ sorafenib(4 - 8 μM)において細胞障害性試験を行い、sorafenibの濃度依存性の抗腫瘍効果の相乗を認めた(図6)。また、T-01(MOI:0.01)とsorafenib(4 - 8 μM)との48時間の共培養において、sorafenibの濃度依存性にT-01のウイルス複製能が低下したが初期感染時のウイルス量は保たれていた(図7)。ヌードマウス側腹部皮下移植腫瘍モデルにおける、sorafenibとウイルス療法との相乗効果の検討(in vivo) ヒト肝細胞癌HuH-7による皮下移植腫瘍モデル(BALB/cヌードマウス)において、sorafenibとT-01の併用による抗腫瘍効果検討した。ゾンデを用いてsorafenib(10 mg/kg)を28日間経口投与した。T-01+sorafenib群は、mock群に対して有意に腫瘍縮小効果を認めた(図8)。感染28日目のラットの採血検体において、T-01+sorafenib群はmock群に対して腫瘍マーカーであるαフェトプロテインの低下を有意に認めた(図9a)。また肝図4 HuH-7とHepa1-6における、T-mfIL12およびT-B7-1のウイルス複製能の評価Veroおよび肝癌細胞株においてウイルス(MOI: 0.01、5×103 pfu/well)を感染させ、培養48時間後にPlaque assayを用いてウイルスの複製能を評価した(n = 3、mean ± SEM)。機能酵素ASTおよびALTの検討において、T-01+sorafenib群ではmock群に対して有意に低下を認め、T-01+sorafenibの肝機能障害の程度は低下していた(図9b、c)。 T-01、T-B7-1およびT-mIL12の基礎骨格であるG47Δは、抗腫瘍免疫の惹起力が増強することによって強力な抗腫瘍効果が発揮するよう改良されたウイルスである。G47Δを用いたウイルス療法は、投与後にウイルスが腫瘍内で増幅するというがん細胞に共通した細胞生物学的機構を利用するため、がん化の遺伝学的背景にかかわらず、様々ながん種に適用できる。そして従来の治療法と併用できるため、実用面で優れている。 これまでの肝細胞癌に対するウイルス療法の開発研究において、我々はG47Δとほぼ同等の抗腫瘍効果を持つT-01を用いて(1)in vitro:ヒト肝細胞癌株14種に対する細胞障害性と複製能を評価、(2)in vivo:ヒト肝細胞癌株(HuH-7、KYN2、15
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