egnahc dloF3213.52.51.50h24hControlClone-1Clone-2Clone-3モノクローナル抗体の合成と薬効 ペプチド免疫法により抗CHRNB2モノクローナル抗体産生ハイブリドーマを3クローン合成した。In vitroでの胃癌細胞増殖抑制効果を比較したところClone 1-3のいずれも増殖阻害効果を示したが、Clone-3が最も高い活性を有していた(図9)。Clone-3から得た抗CHRNB2モノクローナル抗体は分化度やCHRNB2発現量の異なる胃癌細胞8種のうち、6種で増殖阻害効果を示した(表1)。また、Clone-3から得た抗CHRNB2モノクローナル抗体の腹腔内投与により、マウス腹膜播種モデルで腹図8 免疫組織化学染色法での組織中CHRNB2蛋白発現量解析明瞭に胃癌原発巣組織中CHRNB2発現の有無が判定可能。図9 抗CHRNB2モノクローナル抗体のin vitroでの胃癌細胞増殖抑制効果各n=6、mean ± SD。Clone-3から得た抗CHRNB2モノクローナル抗体が最も高い活性を有していた。アセチルコリン受容体サブユニットを標的とした新しい胃癌抗体医薬の開発研究膜播種形成は阻害された(図10)。CHRNB2の局在解析と内在化 蛍光細胞染色によりCHRNB2は細胞膜上に分布しており、抗CHRNB2抗体の付加によりその局在が細胞膜内部に移動することが示された(Data not shown)。抗CHRNB2モノクローナル抗体のプロファイリング 抗CHRNB2モノクローナル抗体はADCC活性を有していなかった(Data not shown)。48h72h25CHRNB2 negativeCHRNB2 positive
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