臨床薬理の進歩 No.44
186/235

図2 pTMAO高値群(≧6.77 µM)および低値群(<6.77 µM)における心血管イベント無病生存率のカプランマイヤー曲線Log rank testではp=0.0927(>0.05)であり、有意差は示されなかった。pTMAO高値群はEFSが低い傾向にある。図3 pTMAOおよびzBNP(BNP z-score)により層別化した4群における心血管イベント無病生存率のカプランマイヤー曲線Log rank testではp=0.0804(>0.05)であり、4群間で有意差は示されなかった。TMAO高値-zBNP高値からなる群はEFSが低い傾向にある。Low TMAOはpTMAO<6.77 µM、High TMAOはpTMAO≧6.77 µM、Low zBNPはzBNP<-0.339(BNP中央値 7.1 pg/mL)、High zBNPはzBNP≧0.339(BNP中央値 26.5 pg/mL)である。1680.0804

元のページ  ../index.html#186

このブックを見る