臨床薬理の進歩 No.44
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Lm/gnLm/gnTNFαTNFαCIAモデルマウスでの関節炎発症抑制作用 CIAモデルマウスは、MHC ClassⅡI-Aqハプロタイプを持つマウスにCⅡを免疫することで誘導図5 LPS投与マウスにおける、リード化合物のTNFα産生抑制効果C57BL/6J雌マウスに(a)DMSO (n=5)、INH #1とINH #3をそれぞれ500 nmoL (n=3)、2000 nmoL (n=3) ずつ、(b)DMSO、INH #1 2000 nmoL、4000 nmoL、8000 nmoLを各群 ((n=5) に腹腔内に投与した。60分後にLPS 100 μg/kgとD-(+)-Galactosamine Hydrochloride 600 μg/kg投与し、その90分後に採血した。血清をTNFαのELISAで測定した。平均値±SEMを記載、One-way ANOVA法とDunnett検定でpost hoc解析を行い、*p<0.05を統計学的有意とした。図6 CIAモデルマウスにおける、INH #1の関節炎発症抑制効果DBA/1J雄マウスに、CIAを発症させ、DMSO(n=8)、INH #1 2000 nmoL(n=5)、INH #1 4000 nmoL(n=5)を、連日腹腔内投与した。(a)関節炎スコア(平均値±SEM)。(b)踵立関節周囲の象徴的組織像(左: DMSO治療群、右: INH #1 4000 nmoL投与群)。(c)組織スコア(平均値±SE)。統計解析は(a)Two-Way ANOVA法とTurkey法でpost hoc解析を行った。(c)One-way ANOVA法とDunnett検定でpost hoc解析を行った。*p<0.05を統計学的有意とした。される関節リウマチモデルマウスの1つである。T細胞、B細胞を中心とする細胞免疫応答により、CⅡ特異的なT細胞活性、抗CⅡ抗体が産生される。(a)(b)(a)(b)(c)18DMSOINH #1 4000 nmoL

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