NNNCH3CH3CH3OOONNNNNNNNNOOOOOONNNOOOOOONNNNNNNNNOOOOOONNNNNNNNNOOONNNNNNNNNNNNOOOH3CH3CH3COOOOOONNNOOOOOOOOOOOOSSSNNNOOOOOONNNOOOOOONNNOOONNNOOO2G)2G)2G)(ψ)(ψ)(ψ)HOHOHOHOHOHONHNHNHCH3CH3CH3HOHOHOOHOHOHOHOHOH(m 1A)(m 1A)(m 1A)NH2NH2NH2NNNOHOHOHOHOHOH(I)(I)(I)NH2NH2NH2NNNCH3CH3CH3OOOHOHOHOOHOHOHOHOHOH(m3C)(m3C)(m3C)Genes Dev.Genes Dev.Genes Dev.OHOHOHOHOHOH(m 5C)(m 5C)(m 5C)H3CH3CH3CNHNHNHHOHOHOOHOHOHOHOHOHNH2NH2NH2NNNHOHOHOOHOOHOOHOCH3CH3CH3CH3CH3CH3NNNNNNNHNHNHNHNHNHCH3CH3CH3HOHOHOOHOHOHOHOHOH(m 7G)(m 7G)(m 7G)NH2NH2NH2NNNHOHOHOHOHOHOOHOHOHOHOHOH(s2C)(s2C)(s2C)NHNHNHNHNHNHNH2NH2NH2HOHOHOOHOHOHOHOHOH(m2(m2(m2HNHNHNNHNHNHHOHOHOOHOHOHOHOHOHOHOHOHOHOHOH(m 5U)(m 5U)(m 5U)Rapid Commun MassRapid Commun MassRapid Commun MassCH3CH3CH3NHNHNH方 法Spectrom.Spectrom.Spectrom.質量分析法(LC-MS/MS)が用いられ、これまでに複数の研究グループから修飾核酸一斉定量法が報告されている7〜9)。しかし、分離選択性、定量範囲の実用性、迅速性において課題があり、修飾核酸に関する詳細な解析に応用できていなかった。 この様な背景から、筆者らはLC-MS/MSを用いた15種類修飾核酸同時分析法を構築し、既報と比べて迅速性と、特に異性体分離に優れた方法を報告した10)(図2)。しかし本法を血漿サンプルに適用したところ、血液由来マトリックスの影響を補正できず、本法を適用するには制限があることが判明した。生体内の修飾核酸一斉定量に向けてはマトリックス効果の影響は避けられないことが予想される。一般に内因性物質の定量には内部標準物質として安定同位体を用いることでマトリックスの影響を最小限に抑えることができる11)。したがって問題解決にはすべての修飾核酸の安定同位体を用意することが必要であった。24固形がん・血液がん固形がん・血液がん固形がん・血液がん成熟・環境変化など成熟・環境変化など成熟・環境変化などによる修飾付加による修飾付加による修飾付加Rapid Commun Mass Spectrom.Rapid Commun Mass Spectrom.Rapid Commun Mass Spectrom.PLoS Genet.PLoS Genet.PLoS Genet.Chem Res Toxicol.Chem Res Toxicol.Chem Res Toxicol.(m 2G)(m 2G)(m 2G)(Cm)(Cm)(Cm)代謝・傷害による断片化代謝・傷害による断片化代謝・傷害による断片化血中や尿中に放出される血中や尿中に放出される血中や尿中に放出される図1 修飾核酸の生成と代謝、および既報のバイオマーカー候補Clin Chim Acta.Clin Chim Acta.Clin Chim Acta.分解された修飾核酸は分解された修飾核酸は分解された修飾核酸は再利用されることなく、再利用されることなく、再利用されることなく、Clin Biochem.Clin Biochem.Clin Biochem.RNA Biol.RNA Biol.RNA Biol.Nat Commun.Nat Commun.Nat Commun.酸化ストレス・アルキル化ストレス酸化ストレス・アルキル化ストレス酸化ストレス・アルキル化ストレス そこで筆者は、入手困難な修飾核酸とその安定同位体を合成し、安定同位体を内部標準物質として分析に用いることで分析法の問題点を克服することとした。まず、生体内の修飾核酸の量的変動を網羅的にかつ正確に把握できるLC-MS/MSを用いた修飾核酸高感度一斉定量系の構築を行った。さらに、確立された定量系を用いて、高感度な診断バイオマーカーが求められるがん診断への応用を目指した。本研究では肺がん予測診断モデルを構築し、本定量系の疾患バイオマーカー探索ツールとしての評価を行った。有機合成 各修飾核酸の合成は既報の合成論文を参考に行った。化合物同定にはNMR、HRMS、および標品とのHPLC溶出時間にて確認した。Clin Chim Acta.Clin Chim Acta.Clin Chim Acta.RNA.RNA.RNA.
元のページ ../index.html#38