臨床薬理の進歩 No.45
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臨床薬理 2022; 53(2): 15-24.前島 多絵帝京大学 薬学部 臨床薬学講座 臨床薬剤学研究室論文Risk of Unfavorable Outcomes of Thromboembolism with Antipsychotic Drug Use: Analysis Using the Japanese Adverse Drug Event Report Database臨床薬理 2022; 53(1): 3-10. 本賞は弊財団が日本の臨床薬理学研究の発展のため設立した賞です。本賞は日本臨床薬理学会に設置された財団賞選考委員会により審査・選考が行われ、毎年の日本臨床薬理学会学術総会において学会理事長から顕彰されます。 学術奨励賞は「わが国の臨床薬理学の発展に寄与・貢献する重要な臨床薬理学的研究を拡充するため、中堅の研究者2名を推挙・奨励し研究成果を次年度、日本臨床薬理学会学術総会にて発表する」ものです。 学術論文賞は「前年(2022年1月〜12月)に発表された臨床薬理学に関する研究論文のなかから優れた論文若干編を選びそれぞれの第一著者に贈る。ただし、そのうち少なくとも1編は、日本臨床薬理学会誌「臨床薬理」に掲載された論文とする」となっております。(学術奨励賞 1件 300 万円 学術論文賞 1件 50 万円)長島 卓也日本大学 医学部 生体機能医学系 薬理学分野論文Identifying Antidepressants Less Likely to Cause Hyponatremia: Triangulation of Retrospective Cohort, Disproportionality, and Pharmacodynamic StudiesClinical Pharmacology & Therapeutics 2022; 111(6): 1258-1267.(敬称略)◎学術奨励賞座間味 義人岡山大学病院 薬剤部研究テーマデータサイエンスを起点とした抗がん剤誘発末梢神経障害の予防法開発◎学術論文賞清水 美貴子就実大学 薬学部 薬物動態学研究室論文Comparison of Clinical Equivalence of Infliximab and its Biosimilar Combinations with Methotrexate in the Treatment of Rheumatoid Arthritis第34回 臨床薬理研究振興財団賞林  久允東京大学大学院 薬学研究科研究テーマ小児胆汁うっ滞性肝疾患の治療最適化に向けた患者層別化指標の創出【臨床薬理研究振興財団賞】

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