臨床薬理の進歩 No.45
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#** / edWworraNGSE55489 BUBBnJGSE55489 LGJGSE55489 BUBBnJGSE55489 LGJ***###ゼブラフィッシュを用いた検証結果 6 mMイソニアジドを曝露したゼブラフィッシュ肝臓では、コントロールのゼブラフィッシ肝臓と比較して緑色蛍光が強くなっており、アポトーシスレベルが有意に上昇した。一方で6 mMイソニアジドに、10μM、50μMランソプラゾールを同時曝露したゼブラフィッシュ肝臓では、イソニアジド単独と比較して、緑色蛍光が弱く、赤色蛍光が強くなっており、濃度依存的にアポトーシスレベルの増加を有意に抑制したことが明らかと図2 GEOにより同定したイソニアジド投与により変動する遺伝子数(A)イソニアジド投与により発現が増加した遺伝子数 (B)イソニアジド投与により発現が減少した遺伝子数図3 In vivo蛍光イメージングの結果(A)ゼブラフィッシュ肝臓のin vivo蛍光イメージング画像 (B)定量結果INH: イソニアジド、LPZ: ランソプラゾール。実線:平均値、点線:四分値範囲。 **: p<0.01、***p<0.001 vs INH 0 mM DMSO、#: p<0.05、###: p<0.001 vs INH 6 mM DMSOなった(図3)。qPCRの結果 イソニアジド単独曝露したゼブラフィッシュではコントロールと比較してNrf2の発現レベルが上昇し、ランソプラゾールの併用によりさらに上昇した。また、イソニアジド単独曝露したゼブラフィッシュではコントロールと比較してIL-6の発現レベルが上昇し、ランソプラゾールの併用によりその上昇が抑制された(図4)。120NarrowINH 0 mMDMSOINH 6 mMDMSOINH 6 mMLPZ 10 MINH 6 mMLPZ 50 MWidemergeABBiA

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