臨床薬理研究振興財団30年のあゆみ
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臨床薬理研究振興財団ー 30周年記念 行事/記念式典 ー 30年のあゆみ 13基本はやはり安心と安全であり、その重要な役割を果たしている学問が、この臨床薬理学であると強く認識しております。また、テーラーメイドに基づいた合理的な薬物治療は、予防・治療に亘る薬物療法の個別化、適正使用等、医療経済性や費用対効果の観点から薬剤の真の価値を最大限に発揮できるものであります。それ故に、臨床薬理学が研究と臨床の架け橋となり、新薬の開発や疾病の薬物療法に極めて重要な役割を果たすものであり、科学性と個別化を更に高める上で不可欠の学問であります。この30周年を契機としまして、各界の権威ある皆様の更なるご理解とご協力を得て、この臨床薬理研究振興財団が日本の臨床薬理研究、そして、世界の健康福祉のために活動され、医療、薬物治療の進展に貢献されることを心から祈念を致しまして、大変粗辞ではございますが、お祝いの言葉にさせて頂きます。財団法人

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