臨床薬理研究振興財団30年のあゆみ
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J APAN RESEARCH FOUNDATIONは36.1%です。また交付総額は2億200万円です。最後に海外留学等補助金ですが、これは海外留学補助を目的とした助成(1件 100万円)と国際交流を目的とした助成(1件50万円)があります。この助成は昭和51年度に開始されまして、これまで586件の応募があり187件に交付されています。採択率は31.9%です。交付総額は1億4,943万円です。以上のように、これまで総額9億6,943万円が595人の研究者に交付されており、臨床薬理研究の発展に果たした本研究事業の役割は非常に大きいものです。海老原 どうもありがとうございました。■■■臨床薬理研究振興財団賞■■■藤村ついで、日本臨床薬理学会「臨床薬理研究振興財団賞」についてご説明いたします。臨床薬理研究振興財団賞は、財団が行っている第4の研究助成事業です。これは重要な臨床薬理学的研究を奨励し、優れた研究論文を顕彰することにより、わが国の臨床薬理学の発展、普及と医療の向上に資することを趣旨としており、財団からの寄付金(毎年 500万円)を基にして、日本臨床薬理学会の選考委員会が選考の上、学会理事会に諮り、年会にて学会理事長が賞状及び副賞を贈呈するものです。本賞は平成2年に開始され、これまで39人の研究者に総額7,250万円の副賞が贈呈されています。平成2年から平成8年までは、毎年、臨床薬理に関する優秀な論文2編、うち1編は『臨床薬理』誌に掲載された論文ですが、このような論文の第一著者にそれぞれ250 万円が贈呈されています。しかし、平成9年度から内容が少し変更されて、選考委員会で研究テーマと、そのテーマを依頼するのにふさわしい中堅の研究者を決める「学術奨励賞」(1件 200万円)と、これまでの優秀論文を表彰する「学術論文賞」(1件 150万円)に分かれました。平成15年度から学術奨励賞は1件 200万円から300万円に増額されています。1976年〜1985年1986年〜1995年1996年〜2004年第1回(昭和51年)活性ペプチドの臨床薬理第2回(昭和52年)薬物代謝と種差第3回(昭和53年)カテコールアミンの臨床薬理第4回(昭和54年)脂質代謝の調節第5回(昭和55年)老齢者の水・電解質代謝異常の臨床薬理第6回(昭和56年)血小板をめぐって第7回(昭和57年)免疫制御の臨床薬理第8回(昭和58年)血管平滑筋の臨床薬理第9回(昭和59年)薬物のバイオアベイラビリティと投与計画第10回(昭和60年)いたみの臨床薬理第11回(昭和61年)リンホカインの機能と臨床薬理第12回(昭和62年)薬効の日内リズム第13回(昭和63年)カルシウムの臨床薬理 第14回(平成元年)老年者における薬物投与計画第15回(平成2年)薬物投与と受容体調節第16回(平成3年)新しい薬物投与法の開発とその評価第17回(平成4年)脳機能賦活の臨床薬理第18回(平成5年)光学異性体の臨床薬理第19回(平成6年)アレルギーの臨床薬理第20回(平成7年)骨粗鬆症治療の臨床薬理第21回(平成8年)薬物相互作用の臨床薬理第22回(平成9年)薬理遺伝学第23回(平成10年)薬物療法とQOL第24回(平成11年)脳血管障害治療の臨床薬理第25回(平成12年)サイトカインの臨床薬理第26回(平成13年)がん治療の臨床薬理第27回(平成14年)糖尿病治療の臨床薬理第28回(平成15年)遺伝子多型と臨床薬理第29回(平成16年)感染症治療の臨床薬理研究奨励金募集研究テーマ46 30年のあゆみ ー 30周年記念 座談会 薬物治療の進歩と臨床薬理学 ー FOR CLINICAL PHARMACOLOGY

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