臨床薬理研究振興財団30年のあゆみ
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J APAN RESEARCH FOUNDATIONても、今の厚生労働省はそれをなかなか認めないですね。日本のデータをFDAに採用してもらえるかというと、これも今のところ、はなはだ期待薄ですしね。要するにharmonizationという問題は、当初理想としたほどには、薬の臨床試験の面では進んでいないというふうに思います。海老原 いろいろ歴史的なこともあったり、習慣もあったりして、harmonizationといっても必ずしも3極を同一レベルで考えられない、いろいろ難しい面もありますね中野 Globalizationなのかharmonizationなのかということですね。Globalizationという時には、ちょっと言い過ぎになるかもしれませんが、アメリカ主導で、今はAmericanizationですからね。それだけではうまくいかないという気がします。海老原 どうもありがとうございました。いろいろご意見をいただきましたが、本日、頂きました皆様方のお話はこれからの財団の方向づけにも大変役立つと思います。本日はお忙しいところをお集まりいただいて、大変に有意義な討論をしていただきました。最後に、財団の益々の発展と本日、ここにご列席の皆様のこれからのご健康をお祈りして、この座談会を終わりにしたいと思います。(平成17年8月12日 経団連会館)50 30年のあゆみ ー 30周年記念 座談会 薬物治療の進歩と臨床薬理学 ー FOR CLINICAL PHARMACOLOGY

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