臨床薬理研究振興財団40年のあゆみ
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Japan Research Foundation for Clinical Pharmacology3540周年に寄せて2013)。また、患者iPS細胞を用いて、承認されているADおよびALS治療薬が標的としている新たな分子経路を同定した。 現在、研究室の若手メンバーとともに、同様のアッセイを用いて、他の細胞・薬剤でも薬効評価を行っている。ヒト、なかでも疾患に罹患している患者さんのiPS細胞は病気に関して多くのことを我々に教えてくれる「師」といえる。研究室のメンバーを含め、若い研究者の方々には「師」の教えを汲み取って、挑んでいただきたい。40年のあゆみ

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